
【子供靴の選び方】を成功させる8つの秘訣!足の成長に大切なポイントとサイズの測り方
子供の靴選びは大事だと聞くけれど、実際にはどんな靴を買ったらいいか迷ってしまいますよね。特に初めてのお子様の靴選びをするママ・パパは不安でしょう。
間違ったサイズの靴を履いていると、子供が思いきり外遊びを楽しめくなる可能性もあり外反母趾や扁平足の心配も出てきます。
そうならないために、この記事では正しい子供の靴の選び方やサイズの測り方、買い替えのタイミングなどを紹介します。
今までなんとなく大きめの靴を選んできたというママ・パパも、ぜひこの機会に子供の足に合ったよい靴選びの参考にしてくださいね。
目次
「子供の足にいい靴」とはどんな靴?
子供靴サイズ表
子供靴の買い替えは何ヶ月ごと?
「子供靴は大きめがいい」って嘘?本当?
子供の靴のサイズの測り方
子供の足にいい、靴の機能いろいろ
正しい靴選びで快適な毎日を過ごそう
「子供の足にいい靴」とはどんな靴?
子供の足にいい靴を選ぶには、子供の足や歩き方の特徴を知っておくことが必要です。
子供は足指で地面をつかむように歩くため、靴の中で足指を自由に動かせるほどよい空間がある靴が適しています。つま先に0.5〜1cmの余裕があるのがちょうどよい大きさとされています。
蹴り出すときに足が曲がる位置で靴も曲がる、また蹴り出しやすいようにつま先がそり返っていることも重要なポイントです。他にも履き口が大きく開き足が入れやすい靴はストレスなく履けてよいですね。
外反母趾や歩行が安定しない外反扁平足などを防ぐためにも、デザインと機能が両立した靴を選びましょう。
子供靴サイズ表
発育には個人差がありますが、子供の年齢ごとの足のサイズの目安としてこちらの表も参考にしてください。
子供の年齢 | 子供の足サイズ(目安) |
生後6か月まで | 8.0~12.0cm |
6か月~1歳まで | 11.0~13.0cm |
1歳 | 12.0~14.0cm |
2歳 | 13.0~15.0cm |
3歳~4歳 | 14.0~18.0cm |
5歳~6歳 | 17.0~18.0cm |
7歳~8歳 | 19.0~20.0cm |
9歳~10歳 | 21.0~22.0cm |
11歳~12歳 | 22.0~24.0cm |
子供靴の買い替えは何ヶ月ごと?
子供の靴はどのくらいで買い替えるべきかわからないというママ・パパもいるのではないでしょうか。
3歳までと3歳以降の子供の足の成長スピードが少し異なるので、それに合わせて買い替えのタイミングについて解説します。
3歳までの子供靴の買い替えタイミング
幼児の足は、2歳台までは半年で約1cm成長するといわれています。
そのため、3歳ごろまでは3ヶ月ごとの買い替えが目安です。3ヶ月未満でも、お子様の足を中敷きに乗せ、つま先の余白が5mm以下になったら買い替えることをおすすめします。
また月に1度はお子様の靴をチェックし、中敷きのへたりやかかとがすり減っていないかなどを見てあげましょう。
3歳以降の子供靴の買い替えタイミング
3歳までの子供は3ヶ月ごと、3歳以上は半年ごとが靴の買い替えタイミング
3歳以降になると、半年で約0.5cmと、成長速度が落ち着いてくる子がほとんどです。買い替えの目安は約半年ですが、定期的にお子さんの靴をチェックして靴が小さく窮屈になる前に新調してあげましょう。
また、春夏は比較的足の成長幅が大きい季節で、夏休みが終わるころの時期も買い替えに適しています。
「子供靴は大きめがいい」って嘘?本当?
続いて、よく耳にする「すぐに足が大きくなるから大きめを買う方がいい」という説は本当なのかどうか、理由とともに解説します。
大きすぎる靴はNG
靴が大きいと、脱げたり前にずれたりしないようにと力が入り、足を踏ん張ります。すると地面を強く蹴り出せず姿勢が悪くなり、姿勢の悪さから腰や膝に負担がかかり運動能力にも影響を及ぼすことも。
外反母趾や扁平足になってしまう危険性や、足首が固定されないため捻挫などの怪我の可能性もあるので、大きすぎる靴はNGです。
ただし、0.5〜1cm程度大きめなら、むしろ子供の足指に負担をかけない適切なサイズなので、それを指している場合は「嘘」とはいえません。
足の実寸とぴったり同じサイズも避けて
靴を買う時の適切なサイズは、実際に測った「足長」に0.5〜1cmの「捨て寸」を足した大きさです。
捨て寸とはつま先部分の空間のことで、足指をふんばるためのゆとりがない窮屈に感じたり転んだりしやすくなるため、ぴったり足長にジャストサイズも避けましょう。
じょうぶな靴ならお下がりにできる
子供の靴の買い替えはかなり頻繁で「まだきれいなのにもったいない」「この前買い替えたばかりなのに」と思うママ・パパもいるでしょう。
しかし、履きグセがついていたり破れなどがある場合はお下がりは推奨できませんが、品質がよく丈夫な靴は兄弟姉妹へのお下がりとして活用できます。
もったいないから…と大きめの靴を購入していたママ・パパも、お下がりとして使えるなら、安心してお子様の足に合ったサイズの靴に買い替えられますね。
子供の靴のサイズの測り方
正しくサイズを測りこまめに靴を買い替えることで、子供の足の健康が守られます
子供の靴のサイズの測り方は、以下の手順で行います。
A4サイズ程度の紙を用意し、壁に紙の端がぴったりとつくようにセットします。
お子様の足もかかとが壁につくように紙の上に乗せます。(普段靴を履くときと同じ状態がベストなので、いつも履いている靴下を着用しておくとよいでしょう)
紙に一番長い足先の位置を鉛筆などでマークします。
かかと側の端からマークまで測ったものが正しい足長です。
子供向けファッションブランドの中には、子供たちのフィット感にこだわるブランドが存在します。だからこそ、子供靴を選ぶ際には、そのブランドがそのような努力をしているかを確認することをおすすめします。子供たちに心地よさを提供し、長く愛用できる靴を開発しているブランドからの購入は、将来的にも投資となるでしょう。
Reimaでも、「Happy Fit」インソールシステムを通じて、お子様に最適な靴選びをサポートしています。中敷きにサイズ目安がプリントされているものもあるので、とても便利ですよ!
子供の足にいい、靴の機能いろいろ
足にいい靴の機能はサイズ以外ではどんなものがあるのでしょう。通気性や履き心地のよさ、グリップ力や防水性などほしい機能はたくさんありますね。子供の快適な足元をサポートする機能を紹介します。
防水性
シューズの内側にくるぶし部分まで防水透湿フィルムが入ったスニーカーなら、雨や雪の日も、一年中お子様の足が濡れて冷えるのを防いでくれます。さらに縫い目も防水加工されていれば、水たまりに入っても安心ですね。
通気性
アッパーに通気性や伸縮性に優れた生地を使用したスニーカーは、暑い日も熱がこもらず、快適な履き心地です。
グリップ力
突然走り出すことも多い小さなお子様も、グリップ力と屈曲性に優れたスニーカーなら転びにくく安心です。
衝撃吸収機能付きで、走ったりスキップやジャンプしたりと活発な動きをサポートしてくれます。
履きやすさ
履き心地はもちろん、脱ぎ履きのしやすさも大切なポイントです。
調節可能なマジックテープやゴム製の靴ひもを採用し、子供が自分で脱ぎ履きしやすいデザインの靴なら、お出かけがもっと楽しくなりそうですね。
子供の靴選びを成功させる8つの秘訣
上で紹介した靴の機能に加えて、お子様の足と発達によい靴を選ぶために押さえておきたいポイントを8つまとめました。ぜひご参考にしてくださいね。
正しい靴選びで子供の足の健康を守ろう
今回は子供の靴選びについて紹介しました。子供の足と発達によい靴は、正しく足長を測ることからスタートします。よちよち歩きだったお子様がとことこと走り回り、やがて高々とジャンプする姿にはママ・パパも目を細めてしまいますね。
子供が快適に心地よく過ごせるよう、適切に靴を買い替えていき、ママ・パパの愛情で子供の足の健康を守りましょう。