防水服の選び方 - 防水と撥水の違いや耐水圧表記の見方を知って雨の日に備えよう

最近では雨の日に街中でおしゃれな防水服(レインウェア)を着ている人を見かけることが増えました。少し前まではレインウェアと聞くとコンビニで見かける透明ビニール素材のものや、雨の工事現場などで着られている業務用のもの、または山登りなどを楽しむ人のための特別な雨具といったイメージもあった防水服ですが、近年その形も素材も様々な種類のものが販売され、とても多くのバリエーションの中から選べるようになりました。

しかし、防水服やレインコートを着ていたのに、中まで水が染み込んできたという経験がある方、いませんか?防水服には様々な種類があり、用途にあったものを適切に選ぶことがとても重要になってきます。選び方さえ知っていれば、内側への水の侵入を防げるので、雨の日をもっと快適に過ごすことが可能になります。この記事では、防水機能のある服の購入を検討している人に向けて、その選び方や注目したい機能性をご紹介します。また、気に入ったレインウェアを長く着ていただくためのお手入れ方法もご紹介しますので、ぜひ読んでみてください。

目次

撥水機能だけじゃ防水服とは言えない?

防水服(レインウェア)で大切なのは防水性と耐水圧の数字

防水服は透湿性も重視すればもっと快適に

防水服(レインウェア)のメンテナンス方法

防水服(レインウェア)の洗濯方法

防水服(レインウェア)の乾かし方

防水服(レインウェア)の保管方法

いろんなシーンを万全に快適に楽しめる防水服

撥水機能だけじゃ防水服とは言えない?

そもそもレインウェアの機能には大きく分けて「防水性」と「撥水性」の2種類が存在します。防水性とは、水を通さずに食い止めることで、撥水性とは生地の表面をシリコンやフッ素などで撥水加工して表面張力を使って水を弾くことです。

撥水加工は防水性と異なり、生地をコーティングするときに布目の隙間は塞がれないので、空気や蒸気を通すことができ、蒸れにくいことがメリットです。ただ、撥水加工は使用していくことで生地が摩耗し薄くなったり、洗濯で加工がはがれたりと、その撥水性を徐々に失っていきます。また、**撥水加工は大量の水や細かすぎる水滴を弾きづらいため、大雨や霧雨の時には繊維の隙間から中に水が浸透してしまうことがあります。**これらの理由から撥水性だけでは防水服とは言えないのです。

防水服(レインウェア)で大切なのは防水性と耐水圧の数字

レインウェアに最も重要な防水性は、その商品がどの程度の圧力まで水の侵入を防げるかを示した性能数値で、生地の上に1㎝四方の筒を立てて水を注いだときに、何㎜の高さの水圧まで耐えられるかを数値化したものです。数字が大きくなるほど防水性が高く、目安として傘の耐水圧は300㎜程度、3,000㎜である程度の時間は雨に耐えられる、5,000㎜で大雨に耐えられる、8,000mmで強い雨にも耐えられ濡れた場所に座ることができる、そして10,000mmは過酷な天候向きで強い雨の中での活発な野外活動にも耐えられる、とされています。

レインウェアに最も重要なのは、防水性。

防水服は透湿性も重視すればもっと快適に

防水服を着れば、雨から体や衣服をカバーすることができますが、一方で蒸れやすいというデメリットもあります。最近では、透湿性に優れた防水服も多く販売されているので、雨の浸入を防ぎながら内部の湿気を外に出すことが期待できます。**透湿性能もまた数字で表されており「10,000g/㎡/24h」という記載は、24時間で生地1㎡あたり10リットル(10,000g)の水分を放出できるという意味です。**登山ではこの24時間あたり10リットルが理想とされているので、目安にしてみてください。透湿性のある防水服で、長時間の着用時も蒸れずに快適に過ごしましょう。

透湿性のある防水服で、長時間の着用時も蒸れずに快適に

ここまで選び方を紹介してきましたが、ここからは購入後のお手入れについてご紹介します。せっかく気に入って買ったレインウェアですから、できるだけ長く着用したいですよね。しかしどんなに高性能な防水服を選んでも、使用するにつれてその性能は落ちてくるもの。「新品の時に比べて中に水が侵入してくるようになった」「最初のうちは服の表面で水を弾いていたのに、最近では表面がすぐに濡れてしまう。」「防水機能のある裏地がボロボロ剥がれてきた」。残念ながら、買った時とまったく変わらない品質でずっと着られる防水服は、まだこの世の中に存在しません。着用しているうちに撥水加工が剥がれてきて表生地が水分を吸ってしまったり、生地に汚れが付着することで、水蒸気が通るはずだった隙間が埋まってしまって透湿性が落ちたりします。また、着用していなかったとしても様々な環境要因で生地や表面加工が劣化してしまうことがあります。着ていても、着ていなくても劣化してしまう防水服ですが、メンテナンスの方法を見直して、できるだけ長く着られるようにお手入れしましょう。

防水服(レインウェア)の洗濯方法

新品に近い防水服を少し着用した程度であれば、シャワーで軽く洗い流すくらいで汚れは落ちます。できるだけ着用したその日のうちにきれいにするようにしましょう。レインウェアに汚れがついていない状態であれば毎回洗濯する必要はありません。ただし、以下の項目で思い当たることがあれば、洗濯表示の指示に従って適切に洗うようにしましょう。その際、撥水加工の生地は摩擦に弱いのでもみ洗いは避けるようにしましょう。また、生地表面に洗剤が残っていると、撥水効果が落ちてしまうのでしっかりすすぐことを忘れないでください。

思い当たったら洗濯が必要なサイン

● 長時間の使用でウェアが全体的に濡れてしまったとき

● 雨の量に関わらず、汗をかいたな、蒸れたなと体感したとき

● 泥はねや油汚れが付着したとき

防水服の清潔を保って、次回の使用に備えましょう。

防水服(レインウェア)の乾かし方

ドライクリーニングは防水生地を劣化させたり破損させる可能性があるので使用しないでください。また、紫外線によってコーティングが劣化することも考えられます。十分にすすいだあとは、裏返して直射日光の当たらない風通しの良い場所でハンガーに吊るして陰干しで乾かしましょう。扇風機で風を当てると嫌な臭いが発生しにくくなります。また、防水服を脱水機にかけると脱水機が故障してしまうことがあるので、使用しないようにしましょう。

防水服(レインウェア)の保管方法

保管方法にも防水服の寿命を縮めるNG項目が隠れています。ポイントは**「高温多湿」「直射日光」「ストレス」を避ける**こと。急な雨に備えて車のトランクにレインウェアを入れている人もいるかと思いますが、トランクの中の温度は変化が激しいので保管場所としては不向きです。濡れたまま放置しておくことは、衛生的にもおすすめできませんし、色移りや加水分解によって繊維が変質してしまう可能性があるので適切な場所での保管をおすすめします。直射日光も生地を傷める大敵なので避けてください。また、防水服はたたんで保存すると折り目の箇所の生地が傷んでしまうので、ハンガーにかけて保管するようにしましょう。

防水機能に比べて、低下しやすい撥水性ですが、市販の撥水剤を使ったり、 タンブラー乾燥機に15分程度かける ことで回復することができます。手軽なスプレータイプや性能が長持ちするつけこみタイプなど、様々なタイプがあるので、自分に合ったものを見つけて、繰り返しお手入れするようにしましょう。撥水機能を回復することにより、防水服を長く快適に着られるようになります。

いろんなシーンを万全に快適に楽しめる防水服

防水服は雨の日も快適に過ごすための大切なアイテムです。自分の使用目的に応じて必要な性能を理解すれば、あとは好きなデザインを選ぶだけ。雨や湿気でジメジメしても快適に過ごせる防水服を手に入れたら、適切なメンテナンスでできるだけ長く愛用しましょう。最近では雨の日に限らず着て出かけたくなるようなデザインのものも多くあるので、お気に入りの一枚を見つけましょう。

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