
子供の冬の防寒対策決定版!おすすめアイテムや防寒着の種類と工夫がいっぱい
秋が深まり冬の足音が近づくと、生後まもない赤ちゃんや小さなお子さんを育てているママ・パパは、
「これからますます気温も低くなって寒い冬がくると、子供の風邪が心配。防寒対策は何ができるかな?」
と気になる季節ですね。
この記事では、子供を冬の寒さから守る防寒対策のポイントを室内と屋外に分けて解説。おすすめの防寒アイテムもあわせて紹介します。
目次
冬の室内で子供が快適に過ごすために
公園での外遊びや雪遊びの防寒ポイント
子供乗せ自転車は極寒!北風から守るアイデア
寝冷えを防ぐ!おやすみ時の防寒のコツ
子供の防寒服や防寒アイテムの種類
工夫した防寒対策で子供を寒さから守ろう!
冬の室内で子供が快適に過ごすために
冬の室内での服装と過ごし方には、大切なポイントが4つあります。
重ね着で体温調節
サーキュレーターを使って足元も暖気
適度な加湿調節
窓際に暖房器具の設置
子供は大人に比べてやや体温が高いため、重ね着をして状況に応じて脱ぎ着することが室内でも快適に過ごすために大切です。
ただし、重ね着をしすぎると汗をたくさんかいて逆効果になりかねません。肌着の上に長袖のTシャツを着用し、寒かったらその上から1枚薄手のカーディガンやパーカーなどさっと脱げる前開きの上着を羽織りましょう。
子供は身体が小さいので、室内では床に近い冷えた空気のなかで過ごすことになります。そこでオススメなのが、サーキュレーターという風をまっすぐ送る装置です。天井に向けてサーキュレーターで風を送ると、天井付近にたまった暖かい空気がかきまぜられて降りてくるので、床の冷えを緩和できます。暖房器具は部屋の中央ではなく窓際に置くと、外から入り込んだ冷たい空気を温めてくれるので室温が下がりにくくなります。
また乾燥しやすい冬には、適度な湿度も子供を風邪から守るために欠かせません。理想の湿度は約40%から60%ほどと言われていますので、加湿器や濡れタオルなどを積極的に活用して加湿しましょう。
公園での外遊びや雪遊びの防寒ポイント
公園での外遊びや、いつもと違う雪の日の外遊びは、子供の好奇心を大いにかき立てます。子供たちが冷たさを気にせず心ゆくまで冬の雪遊びを楽しめるよう、防寒のポイントをしっかり押さえておきましょう。
公園などの外遊びを楽しむには
子供は寒い冬でも公園や外で遊ぶのが大好き。暖かい家から急に寒い場所に移動すると身体がびっくりするので、最初にストレッチなどで身体を軽くほぐしてから動くことで身体が温まり、けが防止にもつながります。
冬の外遊びの服装のポイントは3つあります。
動きやすい服装をする
脱ぎ着しやすい服装にする
防水・防風機能を備えた衣類を選ぶ
寒いからといってあまり多く着込んでしまうと、動きにくいことに加え、汗が冷えて風邪を引いてしまうかもしれません。汗びっしょりになる前に簡単に上着を脱いで体温調節できるような服装が大事です。
また、冬の強い北風や急な雨などから守ってくれる防水・防風機能つきの上着も便利です。Reimaの子供服にはReimatecという独自技術で、防水防風のほか雪にも強い性能を備えています。
公園での外遊びの服装については、遊具に巻き込まれて怪我をしないよう
ひものついた上着を避ける
マフラーと手袋を外す
という点にも気をつけましょう。フードは取り外せるものもあるので、遊ぶ時だけ外しても良いですね。
冬キャンプの防寒対策
雪化粧をまとった冬キャンプでの雪遊びは、夏のキャンプとは一味違った面白さがありますよね。
キャンプに限らず、雪で遊ぶ時間が子供たちは大好き。雪遊びの場合は、特に「首、手首、足首」などを冷やさないことが大事です。首・手首・足首に走る血管を冷やすと体温が下がってしまいやすいからです。
そのために手袋、マフラー、レッグウォーマーなどを活用してみましょう。
アウターに関しては小さい子供は体型上お腹が出やすいのでつなぎタイプを、少し子供が大きくなれば自分で脱ぎ着を調節できるセパレートタイプのように使い分けると良いですね。
防寒ポイントをしっかり押さえて、寒い冬の外遊びを思いっきり楽しみましょう。
子供乗せ自転車は極寒!北風から守るアイデア
冬の子供乗せ自転車での送迎や移動は、親や子供にとっても極寒です。特に、自転車の前カゴにお子さんが乗るタイプは直接冷たい風が当たります。
そこで、首もとにゴムが付いた「てるてる坊主」のような身体をすっぽりと覆うマントのようなアイテムがオススメです。防風・防水素材のものもあるので、急な雨や雪でも身体を濡らさずに済みます。
マント型のアイテムは1歳から小学校に上がる頃まで長く使えるのも嬉しいポイントです。
寝冷えを防ぐ!おやすみ時の防寒のコツ
冬の寝室で寝冷えを防ぐには、部屋と子供の身体の暖めすぎに要注意!
「うちの子、寝相が悪くていつもお布団から飛び出してしまって……」と、寝冷えを心配しているママ・パパも多いのではないでしょうか。
子供の寝冷えを防ぐコツは、2つの「暖めすぎない」です。
部屋を暖めすぎないようにする
身体を暖めすぎないようにする
冬の快適な室温は20℃前後と言われています。しかし、子供は体温が高いうえに寝返りなどでよく動くので、部屋を暖めすぎると汗をかきやすく、汗がひいた後に身体が冷えて寝冷えにつながるので、適切な温度を保ちましょう。
同じ理由から、子供の身体を暖めすぎないように通気性の良い綿素材の肌着やパジャマを着せ、厚手の毛布をかけすぎないよう注意しましょう。
子供の防寒服や防寒アイテムの種類
「子供は風の子」という昔からの格言もありますが、過度に着込むのではなく、重ね着で体温調節ができるアイテムを揃えてあげることで、より快適に過ごせるでしょう。
ここからは、おすすめの子供の防寒服や防寒アイテムを紹介します。
インナーウェア
子供は冬でも汗をかきやすいので、吸水性のよいコットン素材のインナーウエアを選びましょう。
子供の肌は特にデリケートなので、肌着を選ぶ際はオーガニックコットン素材の物がオススメです。
赤ちゃんにはお腹もすっぽり包んでくれるロンパースを選べば、つめたい空気から全身を守ってくれます。
トップス
子供の遊び着には、脱ぎ着しやすい素材のトレーナーや、ひものついていないパーカーを選ぶとより安心です。赤ちゃんには上下つなぎタイプで肌を刺激から守ってくれるカバーオールもオススメです。
ボトムス
伸縮性と保温性を兼ね備えた長ズボンは、冬の寒さから子供の足元を守ってくれます。しかし、通学時などに急な雨や雪で濡れたままになっていると風邪を引いてしまうかもしれません。
Reimatec素材のボトムズは、雪や雨でも安心な防水性に加え、水たまりなどがはねても完全に水のしみ込みを防ぐ素材です。
アウター
少し大きい子供の場合は腰までしっかり隠れて暖かいウィンタージャケット、赤ちゃんは寒さを寄せ付けない頭から足先までのつなぎタイプのアウターがおすすめです。
帽子・手袋・長靴
防寒と安全の両面から帽子は必需品です。冬は空気が乾燥する上に子供の肌は敏感なので、帽子の毛糸がチクチクして感じるかもしれません。帽子を選ぶ際は天然素材でなじみの良い「ウール100%」のニット帽が良いでしょう。
雪の日の外遊びは手が冷えます。雪道で転倒したときに身体を守るためにも手袋は大切です。
小さな子供は付け外しが自分でも簡単に行えて便利なミトンを、もう少し成長したら指が自由に動かせる5本指の手袋を用意してあげましょう。
最後に足元です。履かせるものに迷ったら「雨の日は長靴(レインブーツ)」「雪の日はウィンターブーツ」と覚えてください。
この2つは構造に違いがあり、長靴は底が滑りやすいので雪や凍結した道では危険です。ウィンターブーツは底に滑り止めがついているため雪道や凍結にも強いです。
ウィンターブーツを選ぶときには、子供が小さいうちはマジックテープ、少し大きくなったら自分で調節可能な靴ひもタイプなども考慮してみましょう。
まだ靴をはいて歩けない赤ちゃんには手足の先を折り返せるタイプのアウターを選べば手袋がわりになり、寒さを防げます。
工夫した防寒対策で子供を寒さから守ろう!
子供の年齢に合わせた適切な防寒アイテムを準備して元気な冬を
冬の厳しい寒さも子供たちにはなんのその!
しかし適切な防寒対策や服を用意してあげることで子供たちはさらに快適に過ごすことができ、外遊びを全身で楽しめるでしょう。
室内や寝るときにも適切な防寒対策を行うことで、風邪を予防して元気に冬を過ごしましょう!