【雨の外遊びの驚きの効果!】親必見のメリットと楽しむポイントとは?

育ち盛りのお子さんを育てるママ・パパは、お子さんの雨の日の遊びでこんな疑問はありませんか?

「雨の日は服が濡れたり汚れたりするし、風邪を引いてしまうかもしれないから心配。それでも外遊びをする方が良い理由はあるのかな?」

「雨の日も子どもが外で遊びたがるので、おすすめの遊び方を知りたい」

そこで今回は、雨の日の外遊びがおすすめの理由やメリット、雨の外遊びのアイデアを紹介します。

目次

  • 雨の日は家で遊ぶ?外遊びする?その理由とは

  • 楽しい雨の外遊びのアイデア

  • 雨でも元気に外遊びを楽しむコツ

  • 雨の日に室内でも楽しめる遊び

  • 雨の外遊びを心と体の両方で思いっきり堪能してみよう!

雨の日は家で遊ぶ?外遊びする?その理由とは

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雨の日の外遊びは、大人にとっては少し避けたいものかもしれません。

しかしある調査によると外遊びが「とても好き」と答えた子どもは約65%以上と過半数を超えていました。多くの子どもは、どんなお天気でも外で遊ぶことがやっぱり大好きなんですね。

実は、雨の日の外遊びには子どもの心身の成長に欠かせないメリットがいっぱいなんです。その理由を順に見ていきましょう。

五感を使って遊べる

雨の外遊びは、子どもの五感をフルに刺激します。

子どもたちは雨の降り始めの少しほこりっぽい匂いや濡れた土や木々の匂いを感じたり、雨の音に聞き入ってみたり、雨が降る様子をじっと眺めたり、肌に触れる雨粒の感触を楽しんだり…体全体で自然の不思議さを体感できます。

晴れの日ばかりが続くと草花や地面も干からびてしまいますよね。久しぶりに雨が降ったとき、子どもたちは草花や地面のようすを見たり触ったりして、自然の恵みに植物たちが喜んでいることを感じ取るのではないでしょうか。

いつもと違う自然の姿に出会える

晴れの日と違って、雨の日はさまざまな表情を見せてくれます。草木にキラリと光る朝露や、雨による幻想的なミストが見られる可能性もあります。

そして、雨の日にはアメンボやカタツムリ、カエルなどの生き物に出会える可能性もあります。運が良ければ、雨上がりにはも出るかも!

雨が滴り落ちる様子や雨音、雨によって緑が鮮やかに映える姿や雨の日特有の匂いも子どもの心と体に残るでしょう。

不便さを工夫して解決する知恵が育まれる

雨の外遊びを経験することで、状況に応じて子どもが自分自身で考えて行動する知恵が生まれます。

例えば、雨で濡れないように木の下や滑り台の下で雨宿りをしたり、大きな葉っぱを傘の変わりにしてみたり、両手がふさがる傘をやめてレインコートのフードをかぶってみようなど、アイデアがたくさん出てくるかも。

子どもの気づきや発想を見守りながら、ママ・パパがそっと手助けしてあげてみるのもいいかもしれませんね。

運動不足やストレスの解消になる

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昨今の社会情勢により、運動不足やストレスを抱えている子どもも多いかもしれません。

あるアンケート結果によると、2020年以降、約4割の子どもが運動する機会が少なくなったと答えています。

そのような背景がある中で、雨の外遊びを通して思いっきり体を動かしたり、自然を感じたりすることで心と体も開放されて運動不足の解消やストレスの軽減につながるでしょう。

すてきな写真も残せる

こちらはママ・パパのメリットになりますが、雨の外遊びは、意外と撮る機会の少ない、お子様のレインコートや長靴姿・雨粒超しの横顔や笑顔などの撮影チャンスがあります。

もし虹が出れば、ぜひお子様の楽しそうな姿と重ねて素敵な1枚を残してみて下さい。

楽しい雨の外遊びのアイデア

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楽しい雨の外遊びのアイデアをいくつか紹介します。

外遊びの種類遊び方の例
水たまり遊び水たまりをジャンプして飛び越えたり、水たまりの中を歩いてみたりして楽しめます。大きい水たまりなら石を使って水切りにもチャレンジ。
泥遊び
雨の生き物探し雨の日には、カエルやカタツムリ、ミミズなどと出会える可能性があります。生き物を驚かせないように、葉っぱの裏や草むらの中を静かに探してみてくださいね。
散歩雨の音を聞きながら、自然の匂いを体いっぱいに吸い込んで歩くのがおすすめです。
雨の日だからこそ楽しめる、自然をいかした外遊びを満喫しましょう!

雨でも安全&元気に外遊びを楽しむコツ

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ふだんとは異なる環境の雨の日。安心して遊べるよう、快適性や安全にも気を配りたいですね。

気をつけるポイントは以下のような点です。

  • 防水機能のあるウェアや長靴を用意する

  • タオルや着替えを持参しておく

  • すべりやすい足元や公園の遊具に注意する

  • 荒天や注意報警報の出ているときは家で過ごす

  • あらかじめ時間を決めておき、時間が来たら切り上げる

  • 遊んだ後は着替えやお風呂で清潔に

まず揃えたいのは防水機能のあるアイテムです。選び方のポイントを押さえて、雨の日の外遊びに最適なレインウェアを揃えましょう。

レインコートは、動きやすい柔軟な素材で、本体生地だけではなく縫い目にも防水加工があればベストです。

長靴(レインブーツ)は、ハイカットで足首から水が入りにくいもの、ソールにグリップ力があり滑りにくいものを選びましょう。



レインコート・長靴ともに、リフレクター(反射板)がついていると、薄暗い雨の日でも車や自転車からの視認性が高くより安心です。

次に、雨の日に安全に外遊びを楽しむポイントを確認します。

雨の日は足元が滑りやすくなっています。特に金属製のマンホールや側溝蓋などには細心の注意を払いましょう。いつもは平気な公園の遊具や路面なども、濡れているときには走らないように声をかけてあげましょう。

濡れてしまったときのため、タオルや着替えを持参するとより安心ですね。

雨の日は、事前に遊ぶ時間を決めておいて時間がきたら切り上げ、帰宅後にすぐに着替えたり、お風呂に入るようにすると冷えを防ぎ風邪を予防できます。

外遊びが良いとはいえ、天気がひどく荒れていたり大雨や暴風の注意報が出ていたりするときは無理せず家で過ごしましょう。

雨の日に室内でも楽しめる遊び

 

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上記でも説明しましたが、荒天時や、きょうだいがお昼寝中などで外に出かけられない場合もあるかもしれません。

そのようなときは室内で体を動かして遊んでみましょう。おすすめの遊び方を2つ紹介します。

  • リトミック

  • けん玉

リトミックは音楽にあわせて自分の気持ちを体全体を使って楽しく表現する遊びです。音楽の種類やリズムによって表現を変えることで、室内でも体を動かしながら自然と笑顔になれそうですね。

けん玉は大人から子どもまで誰もが楽しめる遊びで、1000円ほどから購入できるのも嬉しいポイント。技の種類も豊富で、「飛行機」や「灯台」、さらに「日本一周」などユニークな名前がついています。

体を動かしながらチャレンジを繰り返し、技が決まったときの嬉しさは格別!親子で体を動かしながらけん玉を楽しんでみてはいかがでしょうか。

雨の外遊びを心と体で味わおう!

雨の日の外遊びは、安全と体調に配慮すれば楽しいことやメリットがたくさんあります。

雨の日に偶然出会えた生き物たちとの瞬間も一期一会。好奇心旺盛な子どもたちにとって、その出会いはずっと忘れられない思い出になるかもしれません。

雨の外遊びを楽しむお子さんの笑顔を見守りながら、ママ・パパも一緒に楽しみましょう!

雨の日にしかできない遊びや自然との出会いは、子供にとってすばらしい体験になる