赤ちゃんの成長の目安とは?発育過程でのポイントもご紹介

はじめての赤ちゃんが生まれたご家庭のママ・パパは、成長発達の目安がわからずアイテム購入の見通しが立てづらくて困っていませんか。サイズの合わない服を買ってしまって、着たい時期に全く着なかったということは避けたいものです。

赤ちゃんがどんなスピードで大きくなっていくのかは、ママやパパにもわからないですよね。

この記事では、個人差はありますが一般的な赤ちゃんの成長発達の目安を紹介します。アイテム購入の予定を立てるときにぜひ活用して下さいね。

目次

  • 出産準備、いつから始めれば間に合う?

    • 妊娠6~8か月頃から準備をはじめよう

    • 出産後に揃えた方がいいアイテムとは?

  • 出産・入院時、ママのために必要なものリスト

  • 赤ちゃんグッズとベビー服のリスト

    • 新生児から必要なグッズ

    • 春夏生まれの赤ちゃんに必要なベビー服

    • 秋冬生まれの赤ちゃんに必要なベビー服

  • 早めの出産準備で楽しく赤ちゃんをむかえよう

赤ちゃんの成長の目安とは?発育過程でのポイントもご紹介

赤ちゃんの成長と発達のめやすは?月齢ごとに必要なアイテム

 

まずは一般的な赤ちゃんのおおまかな成長や発達のめやす用意してあげたいアイテムを月齢ごとに紹介します。

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新生児の赤ちゃんの成長発達と必要なベビーグッズ

新生児期とは生後4週間までを指し、この時期の赤ちゃんは授乳やおむつ替え以外はほぼ寝ています。昼夜を問わずお腹がすくと泣くので、およそ2〜3時間おきに授乳が必要な時期です。

おむつが濡れて気持ち悪い、暑い寒いなどの要求もすべて泣いて表現します。

新生児期の赤ちゃんに必要なグッズは以下のようなもの。

【グッズ】

  • ガーゼ

  • 授乳クッション

  • 哺乳瓶

  • ベッドメリー

  • チャイルドシート

【着るもの】

  • 短肌着

  • コンビ肌着

  • ツーウェイオール(コンビドレス)

  • プレオール

  • おくるみ

「~オール」とは、上下つなぎタイプのベビー服で、ツーウェイオールは足もとがオープンにもズボンにもできるタイプ、プレオールはズボン型のものをさします。

新生児はまだ首がすわっていないため、どのタイプも着替えさせやすいよう前開きになっているのがポイントです。

ベビー服にはいろいろな種類のものがあり、何を用意したらいいか迷ってしまいますよね。そんな方にReimaの「ムーミン・ベイビーボックス」を紹介します。

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生後6ヶ月くらいまで使えるベビー用品が17点入っています。オーガニックコットンやメリノウール素材で、肌触りもよくユニセックスで着られるかわいいムーミン柄です。

他に春夏向けのラインナップや、ミニサイズのベイビーボックスもあります。

生後1~2か月の赤ちゃんの成長発達と必要なベビーグッズ

生後1〜2ヶ月になると手足をバタバタ動かし、明るい方やママやパパをじっと見たり、まわりのものや動くものを目で追ったり音のする方を見ようとしたりします。

また「あー」「うー」など声を出すクーイングが始まる赤ちゃんもいます。

生後1〜2ヶ月の赤ちゃんに買い足すと良いものを紹介します。

【グッズ】

  • ソフトトイ

  • プレイマット

  • マザーズバッグ

  • おむつ替えシート

  • ベビーカー

  • 授乳ケープ

ベビーカーは出産前に買う人も多いですが、実際に使い始めるのはこの時期が多いので、赤ちゃんが生まれてから様子を見て購入してもよいでしょう。

【着るもの】

  • セレモニードレス(退院時やお宮参り用)

生後3~4か月の赤ちゃんの成長発達と必要なベビーグッズ

生後3〜4ヶ月になるとほとんどの赤ちゃんは首がすわり、体重は出生時の約2倍になります。

昼夜の区別がついてきて夜にまとまって眠るようになるので、授乳や生活のリズムが整ってくるころです。

触れたものをつかんだり、声を出して笑ったり表情が豊かになります。

生後3〜4ヶ月の赤ちゃんに必要な服とグッズはこのようなものがあります。

【グッズ】

  • ベビーマグ(乳首タイプ)

  • 歯がため

【着るもの】

  • つなぎタイプ(かぶり)のベビー服

  • ボディスーツ

  • カバーオール

  • ショートオール

  • 帽子(おでかけの際の防寒、紫外線対策)

  • ベストやカーディガン(おでかけの際の防寒、紫外線対策)

  • スタイ

柔らかく優しい肌触りのボディスーツは、オーガニックコットンジャージー素材で作られています。平らな縫い目で摩擦のない快適な着心地です。

生後5か月頃の赤ちゃんの成長発達と必要なベビーグッズ

生後5ヶ月になると体がしっかりし、首も完全にすわります。寝返りができるようになる赤ちゃんも多くなり、人見知りが始まる赤ちゃんもいます。人の顔を区別できるようになり、ママと他の人の違いがわかるようになるのもこのころです。

成長に合わせ、離乳食関連グッズも少しずつ用意していきましょう。

生後5ヶ月の赤ちゃんに買い足すとよいのは次のようなもの。

【グッズ】

  • 離乳食調理器

  • 赤ちゃん用食器

  • スパウトマグ

  • エプロン

【着るもの】

  • 帽子

  • マントやポンチョ

公園や地域の支援センターなど、外出の機会もますます増えてくる子が多いため、お出かけ用の帽子や上着があると良いですね。

生後6~7か月の赤ちゃんの成長発達と必要なベビーグッズ

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生後6〜7ヶ月では、両手で支えながら少しずつおすわりができるようになります。歯が生え始める赤ちゃんもいます。

この時期は唾液が多いのでまだ歯みがきはしなくても大丈夫ですが、準備として口を触られるのを嫌がらないようにしておくと歯みがきもスムーズにできるようになるでしょう。

生後6〜7ヶ月の赤ちゃんに必要なグッズと服の例は以下のようなもの。

【グッズ】

  • おでかけ用食器(離乳食やおやつの持ち運び用)

【着るもの】

  • 上下つなぎのベビー服

  • Tシャツ

  • ズボンやスパッツ

  • スカートとブルマ

おすわりができると着替えもしやすいため、上下セパレートの服も着せてあげられるようになります。

肌触りのよいオーガニックコットン素材で作られたベビー用レギンスです。伸縮性に優れ、ゆとりのあるカジュアルフィットで赤ちゃんも快適に過ごせます。

生後8~9か月の赤ちゃんの成長発達と必要なベビーグッズ

生後8〜9ヶ月の赤ちゃんは、おすわりが安定し、はいはいし始め、はいはいが上達するとつかまり立ちする赤ちゃんもいます。

ママやパパの呼びかけに振り向いたり、後追いが始まるのもこの時期です。自我が芽生え意思表示ができるようになります。

生後8〜9ヶ月の赤ちゃんに買い足すと良いものを紹介します。

【グッズ】

  • 袖付きエプロン

  • ストローマグ

  • プレシューズ

まだ歩くことはできませんが、靴に慣れるため、お部屋で履けるプレシューズを履かせてあげるのもおすすめです。

生後10~11か月の赤ちゃんの成長発達と必要なベビーグッズ

生後10〜11ヶ月になると、つかまり立ちは安定し伝い歩きを始める赤ちゃんもいます。伝い歩きが上手になるとバランスが取れるようになり、立っちができるようになります。

手指の動きが発達し指先を器用に使えるようになるので遊びの幅が広がりますし、バイバイができたり欲しいものや興味のあるものを指差しするようになります。

ますます活発になる生後10〜11ヶ月の赤ちゃんには、次のようなウェアも買い足してあげましょう。

【着るもの】

  • パーカー

  • カーディガン

  • ボトムス

  • トレーナー

優しい肌触りの不起毛オーガニックコットンで作られたパーカーは普段着にぴったりです。サッと羽織れて便利なアイテム。全面ムーミンのプリントが特徴的です。

1歳頃の赤ちゃんの成長発達と必要なベビーグッズ

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1歳頃になると、しっかり立てるようになり、歩き始める赤ちゃんもいます。

「ワンワン」「ママ」など簡単な言葉を話せるようになり、少しずつママの話す言葉の意味もわかるようになってきます。

人とのコミュニケーションが活発になるにつれて嫌なときは思いきり感情を出す赤ちゃんもいますが、これも成長の過程で大事なことです。

1歳頃の赤ちゃんに必要な服やグッズは以下のようなもの。ウェアは赤ちゃんの成長に合わせてサイズアップしていきましょう。

【グッズ】

  • 積み木

  • ファーストシューズ

【着るもの】

  • 肌着

  • アウター

赤ちゃんの成長発達に合わせて最適なウェアとグッズを揃えていこう 

赤ちゃんの成長に合わせたパパ&ママの子育てポイント

赤ちゃんの成長段階ごとのお世話や関わり方のポイントと、気を付けてあげたい点を、ミルクや食事・排泄・お口のケアなど場面ごとに紹介します。

母乳・ミルク・離乳食

新生児期には3時間おきに授乳するのが一般的ですが、そんなに神経質にならなくても大丈夫です。赤ちゃんが欲しがったらいつでも飲ませてあげましょう。

生後5〜6ヶ月になると離乳食が始まります。母乳やミルク以外の初めての食べ物を嫌がる赤ちゃんもいるので、無理に食べさせなくてもまずはスプーンに慣れてもらうくらいの気持ちで始めるといいですね。

ママやパパがごはんをおいしそうに食べている姿を見せるのも効果があるかもしれません。

生後7〜8ヶ月には2回食になります。離乳食を食べたあとに授乳やミルクで栄養を補ってあげましょう。

生後9ヶ月から3回食になり、ほとんどの栄養を離乳食から摂れるようになります。自分でなんでもやってみたい時期には「手づかみ食べ」をたくさんさせてあげましょう。

母乳やミルクの飲みの量、離乳食の進みは個人差が大きいので、赤ちゃんの成長のペースに合わせてゆったりと見守ってあげましょう。

排泄(おしっこやうんち)

新生児のおしっこは1日10〜15回程度、母乳を飲んでいる赤ちゃんのうんちは1日8回程度です。やわらかいゆるゆるうんちで、黄色や緑色のうんちが出ます。

ミルクを飲んでいる赤ちゃんのうんちはやや硬めで2〜3回と少なめ。いずれも月齢が高くなるとだんだんと排泄の回数は減ってきます。

離乳食が始まり固形物を食べるようになると、うんちに変化があります。

初期にはゆるくなったり硬くなったりすることがありますが、だんだん形状がかたまってきて色も茶色になり、においも大人のものと同じようになります。

お口のケア

生後4〜6ヶ月の赤ちゃんは、おもちゃを舐めたり指をしゃぶる動作が始まります。そのまま指しゃぶりがくせになる赤ちゃんもいます。

この口遊びの時期に、ガード付きの安全な歯ブラシを用意してママやパパの歯磨きのまねっこ遊びをすると、自然と日常に歯磨きをする行動が取り入れられますね。

あとから指しゃぶりで悩まないためにも、歯磨き習慣を遊びから身につけてしまいましょう。

けがや病気・安全

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ハイハイをし始める生後8ヶ月前後の赤ちゃんはとても好奇心が旺盛。見つけたものを口に入れたり、段差から落ちてしまったりする可能性もあります。

玄関や階段・キッチンにはゲートをつけ、洗剤や電池などをしまっている扉にはロックを取り付けましょう。また、コード類やプラグは目に入らないように隠し、洗濯機の扉は閉め、浴槽のお湯は常に抜いておくといった対策を、早めに行っておくことをおすすめします。

予防接種

赤ちゃんを感染症から守るためなるべく早めに、スムーズに予防接種を済ませましょう。

2ヶ月:【B型肝炎①】【ロタウイルス①】【ヒブ①】【小児用肺炎球菌①】

3ヶ月:【B型肝炎②】【ロタウイルス②】【ヒブ②】【小児用肺炎球菌②】【四種混合①】

4ヶ月:【ロタウイルス③】【ヒブ③】【ヒブ③】【小児用肺炎球菌③】【四種混合②】

5ヶ月:【四種混合③】【BCG】

ワクチンはできれば計画どおりに進めたいですが、赤ちゃんは体調管理をしっかりしていても熱を出してしまうこともあります。予定通り受けられなかった時はかかりつけの小児科に相談して時期を調整しましょう。

こころの発達

ママやパパを悩ませる赤ちゃんの夜泣きは生後6〜8ヶ月くらいから始まり、おさまるのは1歳〜1歳半ごろが多いようです。寝不足になってつらいですよね。

夜泣きの原因はわかっていませんが、日中の刺激や精神的興奮、不安やストレス、脳の発達の影響などといわれています。生活リズムを整えたり、日中たくさん遊ばせたりしてママとパパで協力して乗り切りましょう。

生後8ヶ月ごろからは自我が芽生え、自己主張が強くなります。

うれしい・楽しいを全身で表し、思い通りに行かないと手足をばたつかせて泣いて暴れる赤ちゃんもいます。そんなとき、ママやパパは赤ちゃんを叱らず抱きしめて「そんなにいやだったの?」などと声かけしてあげましょう。

0歳の時期全体を通して赤ちゃんに声かけしてコミュニケーションを取るのも大事です。

まだ話せないのに……と思う方もいるかもしれませんが、ママやパパが感じたことを言葉にするだけでいいのです。赤ちゃんの好きな高めの明るい声で「おむつ替えようね」「お花きれいだね」「上手にできたね」などポジティブな声かけをしましょう。

赤ちゃんはママやパパの話すことをよく聞いているものです。片言が話せるようになれば、「マンマおいしいね」「ワンワンかわいいね」などの声かけに「マンマ」「ワンワン」と楽しそうに返事してくれるでしょう。

赤ちゃんのかけがえのない成長過程を楽しんで

赤ちゃんの成長は1人1人違うもの。早さよりもその子らしさを大切にしよう

今回は新生児から1歳になるまでの赤ちゃんの心身の成長の目安とお世話のポイントについて解説し、月齢ごとに必要なアイテムも合わせて紹介しました。

困ったときにはReimaのベイビーボックスや洋服をぜひご活用ください。そして、はじめての大事な赤ちゃんの成長をパパ・ママ・家族で楽しみながら見守りたいですね。