Reimaが取り組み続けるエシカルファッション。サステナブルとの違いは?

目次
エシカルファッションとは?サステナブルファッションとの違い
よく似た使われ方をする「エシカル」と「サステナブル」。意味も目的もとても近いところにありますが、エシカルが「考え方」をさすのに対し、サステナブルは「構造」をあらわしています。
エシカルファッションの意味

エシカル(ethical)は、直訳すると「倫理的な、道徳的な」という意味です。「倫理」とは、法律などで定められていなくても、世の中の人の良心や道徳に照らして「良い」と判断されること。エシカルファッションは、人や地球環境・社会・地域を大切にする考え方に基づいて生産されたアパレル衣料、またそれを取り入れた着こなしをいいます。
エシカルファッションの具体的な取り組み例としては、
- 動物の福祉(アニマルウェルフェア)に配慮した素材調達
- 発展途上国の不当な労働や児童労働による生産を行わない(フェアトレード)
- 製造過程で農薬や化学物質による環境汚染をしない(オーガニックコットンやエコ化学繊維の使用)
- 売上の一部を、産地や労働環境の改善のために寄付するチャリティー活動
などが挙げられます。
エシカルファッションフォーラムの定める10の基準

2006年に設立されたイギリスのNPO「The Ethical Fashion Forum(エシカルファッションフォーラム)」では、エシカルファッションの基準として以下の10の項目を掲げています。
- ファストファッションでない
- 生産過程で、労働者の賃金・権利・労働環境を配慮する
- 動植物の持続可能性(サステナビリティ)を保護する
- 有毒農薬や化学薬品の問題に取り組んでいる
- エコフレンドリーな素材を使用・開発している
- 水の使用を最小限に抑える
- リサイクル、エネルギー効率や廃棄物問題に取り組んでいる
- ファッション業界で持続可能性の基準を作ったり推進している
- エシカルファッションに関する情報提供を通して人々の意識向上に積極的に取り組んでいる
- 動物の権利を守っている
消費者として、このような条件を満たす衣類やブランドを選択することで、エシカルファッションを実現できるので、お買い物の際に頭の片隅に置いてみてください。
サステナブルファッションの意味
エシカルファッションが道徳的なアパレル商品や着こなしを意味する一方、サステナブル(Sustainable)は日本語に訳すと「持続可能な」という意味になります。現在の人々の欲求を満たしつつ、次の世代からも、資源・自然環境・生産者の生活などが維持できるようなサイクルでデザイン・製造され流通するアパレル衣料、またそれを取り入れた着こなしが「 サステナブルファッション 」にあたります。
具体的には次のような取り組みがあります。
- 環境負荷の少ない衣服の素材・原材料を調達
- 製造過程で化学物質の悪影響を最小限に抑える
- 生産にはできる限り再生可能エネルギーを使用する
- サプライヤーの倫理、労働者の権利、環境を尊重し長期で協力的な関係を構築
- 古くなった服の廃棄を減らし、リメイク/リユース/リサイクル/アップサイクルする
エシカル(倫理的)な考え方に基づいてデザインされた商品・サービスの多くは、結果的にサステナブル(持続可能)であると言えます。
Reima(レイマ)のエシカルファッションへの取り組み


子供たちの未来のために、子供服にもエシカルファッションを取り入れよう
