共働きの子育てを応援!大変でしんどい時期はいつまで?「無理ゲー」を乗り切るヒント

共働きで子育てをがんばっているママ・パパは、いつも時間に追われていて肉体的にも精神的にも参ってしまいますよね。特に赤ちゃんや幼児期には育児の負担も大きく「この状態がいつまで続くのだろう…」と自信をなくしているママ・パパもいるかもしれません。

そんなママ・パパのために、アンケートから分かった育児が楽になるタイミングや子育てを乗り切るヒントなどをご紹介します。

また、幸福度ランキング世界一のフィンランドの子育てについても取り上げましたので、ぜひ参考にしてくださいね。

目次

  • 共働きで子育てをしている人はどのくらいいる?

  • 「共働きの子育ては無理ゲー」と思う理由は?ママ・パパの悩み

  • 共働きの子育てが一番大変な時期はいつまで?

  • 共働きの子育て「もう限界」と思ったときにできること

  • フィンランドにみる共働きの子育てのヒント

  • 共働きの子育てをがんばりすぎず乗り切ろう

共働きで子育てをしている人はどのくらいいる?

最近は共働き世帯が多いと聞くけれど、実際にはどのくらいいるのでしょう。

厚生労働省の調査によれば、2017年には「共働き世帯」が「妻が無職の世帯」より多くなっています。特に2010年頃からは右肩上がりでどんどん増え、今や共働き世帯はおよそ全体の64%です。(※1)

そして女性が出産後も継続して働く割合はおよそ53%で、その中でも正社員の割合が60%を超えています(※2)

その背景には、経済的安定や労働への意識の変化、また男女雇用機会均等法や育児休業法などの労働に関わる制度が整ったことなどがあるでしょう。

女性が結婚や出産を機に仕事を辞めることなく働き続けられるのはとてもよいことですね。

※1)参照 図表1-1-3 共働き等世帯数の年次推移

​​※2)参照 男女共同参画白書(概要版) 平成30年版 | 内閣府男女共同参画局 I-3-7図

「共働きの子育ては無理ゲー」と思う理由は?ママ・パパの悩み

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女性が出産後も社会に出て働くことが普通になりつつある今日の社会ですが、共働きをしながらの子育ては本当に大変ですよね。

働くママ・パパの子育ての​​悩みで多いのは、

  • 時間も体力もギリギリでいつも疲れている

  • 自分の時間が取れない

  • 子どもやパートナーとの時間が取れない

  • 睡眠時間が取れない

  • 家事・育児の負担が一方に偏っている

などが挙げられます。

こうして見ると、とにかく時間が足りず気持ちの余裕が持てないことが悩みだとわかります。

多くのママ・パパは仕事と家事・育児やプライベートのバランスが取れずに「無理ゲー」と思ってしまうのでは

共働きの子育てが一番大変な時期はいつまで?

もっとも大変なのは0〜4歳がメイン。小学校入学を機に共働きの育児が楽になってきている家庭が多い

仕事と家事育児の両立が大変な時期はいったいいつまで続くのか…?子育ての最中には先の見通しがつかないことも、ママ・パパの精神的負担を増しているのではないでしょうか。

そこで、共働きの子育てを続けてきた少し大きいお子さんのママ・パパ100人を対象に、一番大変だった時期と、少し楽になってきたタイミングをアンケートで教えてもらいました。

共働きの子育てが大変な時期とは?

まずは、「共働きの子育てが一番大変だった時期は、お子さんが何歳のときでしたか?」という質問への回答は、以下の通り3歳までに集中していました。

  • 1位…3歳(21%)

  • 2位…2歳(19%)

  • 3位…1歳(17%)

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0~4歳では、やはり身の回りの世話に時間と手間がかかるのが大きな理由です。また、この時期は熱を出して保育園を早退・欠席することも多く、仕事への影響が大きいのも特徴です。

それぞれの年齢で多かったママ・パパたちからの声を紹介します。

年齢別・共働きの子育てが大変だった理由

年齢理由
0歳夜間の授乳で睡眠不足に
夜泣きがひどかった
なかなか赤ちゃんの体重が増えなかった
抱き癖がついてしまった
常に目が離せない
初めての育児で分からないことや不安がいっぱい
すぐに熱を出して職場で謝りっぱなし
近くに頼れる人がいなかった
保育園に慣れるのに時間がかかった
1歳歩けるようになりどこへでも行くので目が離せない
部署異動したが、お迎えのため定時退勤するので新しい仕事を覚える時間がなかった
よく熱を出して仕事を休まなくてはいけなかった
歩くのが遅く、だっこばかりで身体の負担が大きかった
2歳イヤイヤ期でなにをするにも時間がかかった
イヤイヤ期でかんしゃくをなだめるのが大変だった
下の子が生まれて赤ちゃん返り
好奇心が旺盛になり目が離せなかった
行動的になるものの、善悪やルールはまだ完全に理解できていなかったので対応が大変だった
3歳わがままになってきたから
下の子が生まれてダブルで熱を出すようになり、有休を使い果たしてしまった
トイレトレーニングが大変だった
言葉が遅く意思疎通が難しい、他の子に手が出てしまう
好き嫌いがはっきりしてきた
反抗期に入り言うことを聞かなくなった
おむつ外れと卒乳が大変だった
4歳成長の早い他の子がしっかりして見え、ギャップに落ち込んだ
下の子が生まれて育休後に復帰し、自分の時間が皆無だった
5歳3人目が生まれて子供たちの世話に明け暮れていた
6歳小学校に入学し、親よりあとで登校するのが心配だった
学校の宿題が親がつきっきりでないとできなかった
学童保育になじめず、時短勤務に切り替えるか悩んだ
参観やPTAなどで仕事を休む回数が増えた
7歳同じ方向の友達がいなかったので毎朝付き添い登校をしていた
児童クラブに行くのを嫌がった
児童クラブの終了時間が保育園より早いため、残業できなくなった
習い事や友だちとの約束など行動範囲が広がり、時間や安全の管理が大変に
8歳学童保育をやめ、1人で留守番させる状況になり心配だった
9歳元気すぎてケガやケンカが一番多い年頃だった
10歳以上思春期に入り、悩みやトラブルがあっても話してくれなくなった
塾や部活などの準備や送迎で忙しくなった
反抗期で親に口をきかなくなった


「わかる!」「わが家と同じ!」と感じるコメントが沢山あるのではないでしょうか。多くのママ・パパが経験する悩みとはいえ、年齢が上がれば上がったなりの大変さがあることも分かります。

共働きの子育てが楽になるタイミング

それでは、共働きの子育てが「少し楽になってきた」と感じた年齢はどうでしょうか。

こちらは、0~2歳と答えたママ・パパはゼロであり、小学校に入学する6~7歳がもっとも多くなっています。

(※アンケートでは10歳以上の割合がトップになっていますが、これは10~13歳までの合計であるため)

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この年頃で「楽になった」と思えるのは「自分のことが自分でできるようになってきた」「病気をしにくくなった」というのが2大理由のようです。

以下にもう少し詳しくママ・パパの声を紹介します。

年齢別・共働きの子育てが楽になってきた理由

年齢理由
3歳言葉が通じるようになってきた
保育園が好きになり、喜んで通うようになった
食事・排泄・着替えなどが自分でできるようになった
イヤイヤ期が終わり、一番かわいい年頃だった
時短からフルタイムに変わり、経済的にも楽になった
4歳注意や指示を聞けるようになった
天使の4歳といわれるとおり、聞き分けが良くなった
善悪の区別がつくようになった
他人の気持ちが分かるようになった
大人も楽しめる遊びが一緒にできるようになった
お手伝いができるようになった
体力がついて風邪を引きにくくなった
5歳社交性が身に付き、親と離れて楽しめるようになった
お兄ちゃんの自覚ができてきた
子供同士で長く遊べるようになってきた
発熱することが激減した
かんしゃくを起こすことがなくなり落ち着いてきた
6歳自分のことが自分でできるようになった
公共の場でおとなしく過ごせるようになってきた
短時間なら1人で留守番できるようになった
小学生になり、大人の時間も持てるようになった
交友関係が広がり、子供同士で遊ぶようになった
精神的に成長し、進んでお手伝いしてくれるようになった
言葉で気持ちをしっかり表現できるようになった
7歳小学校に入って社会性が身に付いた
学校に慣れ、1人でできることが増えた
理解や聞き分けが良くなった
送り迎えに時間の余裕ができた
体力がつき、病気をしなくなった
8歳規則正しい生活リズムができてきた
親が相手しなくても友だちと仲良く遊ぶようになった
留守番できるようになり、親やきょうだいの通院などがしやすくなった
お手伝いができるようになった
非正規雇用から正社員になった
9歳自分で考えて行動できるようになった
お風呂掃除やペットの世話などできることが増えた
きょうだいが2人とも小学生になり、行事などの日程がまとまった
自分を律することができるようになってきた
10歳以上習い事なども1人で行けるようになった
自立心が生まれてきた
高学年になり、友人関係も安定してきた
下の子を任せられるようになった
宿題も自分で済ませるようになった
両親にべったりでなくなった
仕事が終わって帰宅後、自分がほっとする時間ができた


身辺自立や病気をしにくくなったこと以外にも、「言葉が通じるようになった」「聞き分けが良くなった」「お手伝いをしてくれるようになった」「親が相手しなくても友だちと遊べるようになった」などの声は、見ているだけで未来が楽しみになってきますね。

もちろん発達には個人差がありますし、生まれつきの心身の事情等で必ずしも上記の時期に同じ状況になるとは言い切れませんが、ひとつの目安としていただければ幸いです。

共働きの子育て「もう限界」と思ったときにできること

上記で共働きの子育てが楽になるタイミングを紹介しましたが、「まだまだ先…そこまで体力が持つかな?」「月末は特に仕事が忙しく、今がもう限界…!」と思われる方もいるかもしれません。

そこで、すでに実行している方も多いかもしれませんが、少しでも負担を減らせるヒントを4つご紹介します。まだ試していないことがあればぜひ取り入れてみてください。

家事の効率化を図る

家事の手間を減らすために、便利な家電を使ってみることをおすすめします。

例えば、食洗機や洗濯乾燥機、材料を入れてスイッチを入れるだけでできあがる調理家電は家事の負担を大幅に減らしてくれます。他にも、ロボット掃除機は帰宅時に掃除が必要なく、すぐに料理などに取りかかることができ、きれいな床に気分も明るくなるかもしれません。

また、スマホで遠隔操作ができるスマートリモコンを活用すると、帰る前にエアコンや電気をつける操作ができます。スイッチを入れる動作は意外と面倒ですし、夏や冬にエアコンがきいた家に帰れるのは気持ちがいいでよね。また速乾素材を使用したウェアなどに頼るようにすれば、朝になって「乾いていない!」という事態を帽子できます。こういった機能性素材を活用するのも良いですね。

外部の力を借りる

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ママ・パパふたりでがんばるのは素晴らしいことですが、限界を感じている場合には第三者に助けてもらうことも検討しましょう。

料理や掃除などの家事代行を利用するのもおすすめ。すべての家事をお願いすることも部分的に依頼することも可能です。

休日がたまった家事で終わってしまうともったいないですよね。家族で出かけたりゆっくり過ごせればリフレッシュできますし、家族のコミュニケーションもしっかり取れるのでいいことづくしです。

他にも、ベビーシッターに保育園のお迎えをお願いしてみてはいかがでしょう。お迎えの時間に追われなくなるだけでも気持ちにゆとりができますね。

一時的に家事のレベルを下げる

共働きの子育てはとても大変でママ・パパの身体もギリギリですよね。そんな中でも完璧に家事をこなしたい方もいるでしょう。ですが、完璧を求めていたらそれができない自分に自信がなくなりネガティヴになってしまうことも。

そんなときは、子育てが楽になってくるまで思い切って家事のレベルを下げてみるのもいいですね。

食事はレトルトや冷食を取り入れ平日の洗濯は必要なものだけにし週末にまとめてするなど、手を抜けるところは抜いてしまいましょう。

事前に夫婦で「家事はここまででOK」と話し合っておくと、お互い不満を抱くことが少なくなり良いですね。

働き方を見直す

ママ・パパが正社員でフルタイム勤務の子育てが精神的にも肉体的にもきついと感じたら働き方を見直してみましょう。

不要な残業をしなくてもいいように職場全体の効率化を提案すれば、その後に出産育児を迎える後輩のためにもなります。

一番しんどい時期は短時間勤務にし、その後子育てが楽になってくるタイミングでフルタイムに戻す働き方もできます。一時的に収入は減りますが、短時間勤務で生まれた時間でお子様との時間がたくさん持てるようになり、心にゆとりができて笑顔で過ごせるかもしれません。

また転職はハードルが高いかもしれませんが、残業が多い、子供の発熱などで休みが取りにくいなどが悩みやストレスの場合には考えてみてもいいと思います。

ママ・パパのどちらが働き方を変えるのか、また短時間勤務やパートに変わったことで家事・育児の負担が集中してしまわない多くならないために、よく話し合って決めるといいでしょう。

フィンランドにみる共働きの子育てのヒント

92% of フィンランドでも共働きの育児はやっぱり大変!社会のサポートと男性も育児に積極的に関わることで乗り切っている
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幸福度世界一お母さんにやさしい国ランキング上位、男女平等ランキング上位に輝いているフィンランドではどのように子育てをしているのでしょう。

フィンランドでは男女ともにフルタイムで働く共働き社会であり、子育て支援がとても充実しています。

例えば、妊娠中から子供が就学するまで担当の保健師がつき、継続的になんでも相談できるシステム(ネウボラ)があります。また、保育制度が整っているので「待機児童」という言葉とは無縁のようです。パパの育休取得率はなんと80%を超えています。

しかし、国が子育てに優しい背景はあるものの、夫婦でフルタイム勤務しながら子育てをするのはフィンランド人でも大変なのは同じです。

フィンランドでは男女平等が根付いており、パパが育児に「参加」とは言わず、パパにも育児にかかわる権利や責任があるという考え方をします。もちろん「イクメン」という言葉はありません。家事の分担をきっちりと決めるというよりは「できる(得意な)方がする」「気づいた方がする」ことが多いようです。

フィンランドの子育て世帯の食事はとてもシンプルで、簡単なオーブン料理やワンプレート洗濯や掃除も数日に1度で、その分子供の話をたくさん聞いたり本を読んだりとコミュニケーションをとっています

日本で子育てをする共働きのママ・パパも、「こうでなければいけない」「これが普通」など子育てや家事へのハードルをあげなくてもいいのです。ママ・パパで子育てへの価値観や希望をきちんと話し合い、それぞれのご家庭に合った方法で無理せず乗り切っていきましょう。

共働きの子育てをがんばりすぎず乗り切ろう

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今回は、共働きの子育てを乗り切るヒントや楽になるタイミングについてご紹介しました。

今は大変でも、子育てはいつか楽になるタイミングがあります。ほんの少し部屋が汚くても、おかずの種類が少なくても、ママ・パパが笑って過ごしている方がお子様もうれしいはず

今とても大変で自信をなくしているママ・パパは、「こうあるべき」にとらわれずがんばりすぎない子育てで乗り切りましょう。

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アンケート実施人数:100人

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