
子供たちが楽しみでたまらない、クリスマスが近づいてきました!
クリスマスは子供たちにとって1年の中で一番楽しみな時期です。クリスマスツリーの飾りがキラキラ輝いていて、サンタのお手伝いをする妖精たちが窓から中の様子を伺っています。そして子供たちはサンタクロースに会えるのが待ちきれません。
フィンランドのクリスマスといえば、家族みんなで楽しむ時間、伝統行事、クリスマスの特別な料理とお菓子です。フィンランドの伝統を知ってもらえると嬉しいです。そしてフィンランド風のクリスマスで、子供たちのクリスマスがさらに素敵な楽しい時間となりますように!
妖精たちの小さいな足跡を見つけに
フィンランドではクリスマスの時期、「子供たちが良い子にしているかどうか妖精たちがいつも見ているからね」と親が子供たちに伝えます。妖精たちはとっても小さく、光のように速く動くので、目で見ることはほとんど不可能なのです。.
妖精が本当にいることを、どうやって子供に納得させましょう?これがいつくかのヒントです。
子供たちが家の中の窓際で遊んでいる時に、妖精たちが被っている帽子を持ってこっそり家の外に出ます。 窓の下に忍び込んで、妖精たちの帽子を振ってみます。そうすれば子供たちは窓の外に赤い何かを一瞬見ることができます。
家族みんなで妖精たちが来た証拠探しをしましょう。妖精たちは何かを家の中に忘れたかもしれません。子供たちが良い子にしていたことを書き記したノートやペンが落ちているかもしれません。または妖精の帽子がドアに挟まっているかも…
地面に雪や霜がありますか?もしあったら朝のうちに妖精たちがそこを走っていたかのように小さな足跡を雪や霜の上に付けておくのもいいでしょう。
妖精たちのドア
小さな妖精たちがどうやってお家の中を覗くのでしょう?それは妖精たちのためのかわいい小さなドアからです!この手作りの小さなドアはクリスマスの準備の必須アイテムで、子供たちもこれを手作りするのが大好きです!
アイスクリームの棒、段ボール、ハサミとノリなどを用意しましょう!色を付けるペンもあればよいですね。家族みんなでそれぞれのパーツ作りを楽しみましょう:
ドア
ドアに飾るリース
ドア前の階段
郵便受け
その他…思いついた物何でもOK!
妖精たちのためにクッキーとミルクを用意して、彼らを暖かく迎え入れましょう!
紙の雪飾り
雪が降るのを楽しみに待っているところですか?または既にサンタクロースのように真っ白な雪景色を楽しんでいるところでしょうか?
ラッキーならホワイト・クリスマスを楽しめるかもしれませんが、それを待っている間に紙で作った雪飾りで窓を飾って雪が降るように魔法をかけることもできます!
これは簡単な紙の雪飾りの作り方です。もちろん自分だけのユニークなものを作るのも素敵です!使い古しの封筒、新聞などどんな紙を使っても構いません、窓にたくさん雪を飾り付けましょう!
正方形の紙を、三角形になるように半分に折ります。さらに三角形を半分に2回折ります。
外側の角の余分な部分を切り落とし、しるしを付けた通りに切ります。
紙を開くと、雪飾りの出来上がりです!
ジンジャーブレッドクッキー
小さい子供たちと一緒にジンジャーブレッドクッキーをつくりましょう。創造力を働かせてユニークなクッキーに仕上げましょう!
伝統的なジンジャーブレッドクッキーは簡単に作ることができて、とっても美味しいです。自分だけのレシピで作るのもいいですし、お店からクッキー生地を買ってきて形作りや飾り付けを楽しむのもいいかもしれません。
いろいろ試してみたいと思ったら、クッキーの形やサイズを自分でデザインしてみましょう。家族の誰かのクッキーを作ってみたり、他にもペットやお気に入りのTVアイドルでも楽しいかもしれません。子供たちの創造力は無限です。小さいお子様に何を作りたいか決めてもらいましょう。クッキーの飾り付けもユニークなアイデアを駆使して楽しんで!
サンタクロース
サンタクロースは妖精たちと一緒に雪深いコルヴァトゥントゥリという山に住んでいるのを知っていますか?お手伝いをしてくれる妖精たちと一緒に、世界中の子供たちへのクリスマスプレゼントを用意します。12月24日になると、サンタクロースはトナカイのそりに乗り、プレゼントを配りに子供たちのお家を訪れます。フィンランドではサンタクロースは煙突からお家に入ってきません。ドアをノックして玄関から入ります。サンタクロースは暖かく迎えられて、家族のクリスマスのお祝いに参加します。サンタクロースがとても忙しい場合はインターネットで家族のみんなと会うこともありますし、夜のうちにプレゼントだけ届けに訪れることもあります。
子供たちはこのクリスマスイブの日が待ちきれないため、12月は時間が過ぎるのがとても遅く感じるかもしれません。ドアをノックする音が聞こえて「サンタクロースが来た!」と目を輝かせるその瞬間までは。