通気性のレベル

通気性のレベルは生地の機能性を測るためのものです。つまり外からの水分は中に通しませんが、衣服の内側の湿気はアウターウェアの外に逃がすという機能です。通気性は異なる基準で判断することができます。通気性は一日、一平方メートルに何グラム、 g/m2/24hという単位で測ります。Reimaの製品の通気性レベルは弊社独自の方法によって判断しており、これは ISO 15496基準に相当します。

最低限3,000 g/m2/24hの通気性：

日常の外出や軽い雨にも適する製品

最低限5,000 g/m2/24hの通気性：

外で遊ぶのに適する製品

最低限7,000 g/m2/24hの通気性：

活発に遊ぶ子供たち、スポーツに最適な製品

耐久性のレベル

Reimaでは生地の耐摩耗性をサンドペーパーでテストする非常に厳しいマーティンデール摩耗試験で耐久性のレベルを測定しています。 この試験で示される数値は、サンドペーパーではなくウールの布を使用する家具用の布の摩耗試験の数値とは比較になりません。 製品の使用目的に応じて、各製品に最適な耐久性のある生地を選んでいます。 特に耐久性のある生地には、マーティンデールの試験値が付いた矢印マークが付いています。 製品にこの矢印マークが付いていない場合、マーティンデール摩耗試験で測定された耐久性は30 000サイクル未満です。記載可能な試験結果は製品情報に示されています。

耐摩耗性が30 000サイクル マーティンデール以上：

非常に良い耐久性があり、カジュアルなパンツや丈夫なジャケットに適する

耐摩耗性が50 000サイクル マーティンデール以上：

素晴らしい耐久性があり、パンツやオーバーオールのパンツ部分に適する

耐摩耗性が80 000サイクル マーティンデール以上

特段に耐久性のある生地で、補強部分や最も丈夫なパンツの素材として使用される

暖かさのレベル

暖かさのレベルを示す保温性マークは参考値です。天候に応じてアウターウェアの下に中間レイヤーとベースレイヤーを着用することを前提での指標となります。気温が低いほど、さらに暖かいレイヤーが必要です。 この指標に基づいて屋外で過ごす平均時間は約1時間です。 スポーツや激しい運動をする場合は、より軽い中間レイヤーとなる衣類やさらに軽いアウターウェアを選んでください。

雪マーク無し：

ソフトシェルまたは春秋用の製品、中綿無し

雪マーク1つ：

軽い中綿、フリース、または軽いダウン

雪マーク2つ：

暖かい中綿、または暖かいダウン

雪マーク3つ：

非常に暖かい中綿、もこもこした中綿、またはダウンがしっかり詰まったもの

防水性のレベル

水滴マークが付いているReimaの生地および製品にはすべて防水性があります。防水性のレベルは生地の表面を水が通り抜ける前に、生地がどのくらいの量の水圧に耐えられるかを水柱の厚さで表示します。水の量・水圧はmmで表示されます。

水柱3 000 mm 以上：

ある程度の時間は雨に耐えられる

水柱5 000 mm 以上：

強い雨にも耐えられる

水柱8 000 mm 以上：

強い雨にも耐えられ、また濡れた場所に座ることができる

水柱10 000 mm 以上：

過酷な天候向き。濡れた状況や強い雨の中での活発な野外活動にも一日中耐えられる