
Reimaの子供服でペットボトルのリサイクル
毎日、6000万本ものペットボトルがゴミ処理場に持ち込まれています。これは資源の無駄であり環境にも悪影響です。Reimaではこの問題に対するエコ対策を行っています。
私たちには子供たちとその未来を守る責任があります。そのためReimaは サステナビリティ(持続可能性) を常に念頭に置いて活動しています。そして現在、使用済ペットボトルから高い品質のリサイクル服の新商品を作っています。
プラスチックごみの問題がどのようにサステナブル・ファッションとして素敵なリサイクル洋服の新商品に生まれ変わるのでしょうか?
品質を重視した製造工程
まず最新技術を持つ処理工場でペットボトルを徹底的に洗浄し、小さいフレーク状に裁断します。このフレーク状になったものを溶かして液体にし、圧縮してろ過し、細かい糸状にします。
この糸は人間の髪の毛の5倍もきめ細かいもので、徹底的に検査された後は結束され、丈夫なREPREVE繊維(リサイクル繊維)となります。REPREVE繊維は湿気を逃し、熱の調節、クッション性、防臭効果などのさまざまな特長があるので、スポーツウェアや耐久性を必要とする衣類に最適です。Reimaではこの繊維をエラスチンなどの他の素材と組み合わせて、UVカット効果のあるカラフルな水着、Tシャツ、トレーナーなどさまざまなリサイクル服の商品を作っています。
ペットボトルのリサイクルでもっとクリーンな世界へ
140億本以上ものペットボトルがこのREPREVE繊維を作るのに使用されています。これにより、エネルギーの節約、温室効果ガスの削減、毎年170万人以上の喉の渇きを癒す水の量を守ることができるのです。
ペットボトルは埋め立てられた後も地中で分解されるまで1000年ほどかかります。また焼却時にC02やその他の有害な化学物質を空気中や海へ排出します。さらに、プラスチック樹脂は地中や地下水に染み込み、植物や動物、人間に害を与えるのです。一方、現存するプラスチックをリサイクルすることが気候温暖化に対しての最善策と言われています。そのため、Reimaではサステナブル・ファッションブランドとしてこのリサイクル・コレクションをさらに増やしていきたいと思っています。
あらゆる素材を最大限に利用する
新しい素材の開発は業界にとっても消費者にとっても明るい時代を招きます。ですが開発が全てではありません。エコで地球に優しい選択は家でもできます。今ある衣服をお直しして再利用して、次の人に譲ることで簡単に効率よく自然界を思いやることが可能です。Reimaが何世代にわたって着続けることができる地球に優しいエシカル・ファッションの洋服をデザインしているのはこのためです。